三重県伊賀市にある『霧生温泉 香楽の湯』(きりゅうおんせん)を訪問した。山奥にあるリゾートホテル内にある温泉で、設備やサービスは充実している一方、泉質は無色透明で特徴が穏やかであり、サウナもミストタイプ、水風呂もぬるめと全体的に刺激は控えめである。本記事では浴場や温度感、館内設備の特徴を簡潔にまとめる。
なお、伊賀市の日帰り温泉施設は5つあり、その全てを訪問して以下記事にて比較している。
施設情報 #
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | 霧生温泉 香楽の湯 |
| 所在地 | 三重県伊賀市霧生2356 |
| 料金 | 1,000円 |
| 泉質 | アルカリ性単純泉 |
| 浴槽 | 内湯2、サウナ1、水風呂1、露天風呂1 |
| 営業時間 | 10:00~16:00 |
| 公式サイト | https://www.menard.co.jp/resort/spa/kouraku/kourakunoyu.html |
浴場と温泉の特徴 #

浴場は内湯が2つに、露天風呂、水風呂、ミストサウナという構成。サウナは高温のドライタイプではなく、じんわり温まるミストサウナとなっている。内湯では訪問時ラベンダーの湯が使われており、いわゆる変わり湯の楽しさがある。

霧生温泉の泉質はアルカリ性単純泉で、色は無色透明、かつ無臭である。pHは9.8と高めである。源泉温度は27.6℃で、湧出量は56 L/minほど。温泉の利用形態としては、加温・循環有りであった。
温度帯は、温泉が約39℃とややぬるめで長湯向きであった。露天風呂はそれより少し熱めの設定である。水風呂は26℃とかなりぬるく、クールダウン用途としてはやや物足りなさを感じる人もいそうだ。
館内設備としては、脱衣所にバスタオル・フェイスタオルが備え付けで自由に使える点は好印象であった。
日帰り温泉利用の料金は1,000円でやや高めである。ただ、リゾートホテルの豪華さを考えると、そんなものとも思える。ただし、1,200円へ値上げする予定らしく、純粋な温泉体験を求める方には、アクセスの悪さとコストが障壁となりそうである。
館内施設 #
日帰り入浴の受付はホテルのロビーで行う形式となっており、一般的な日帰り温泉施設とは異なる。館内にはレストランも併設されており、全体的に落ち着いた高級感のある空間が広がる。また、ウェディングドレスの展示もあり、リゾートホテルらしい演出が見られる。
アクセス・駐車場 #
山奥に位置するホテルで、アクセスの難しさもあり、やや秘湯感のある立地である。一方で案内表示は不親切で、道中や駐車場の位置が分かりづらい点は気になった。手前で「ここが駐車場か」と思って車を停めたものの、実際にはさらに奥にも駐車場があり、導線はかなり分かりにくかった。
まとめ #
『霧生温泉 香楽の湯』は、リゾートホテルの大浴場ということもあり、館内の落ち着いた雰囲気やサービス面の充実が印象に残った。一方で、温泉は無色透明で個性が控えめであり、サウナはミストタイプ、水風呂もぬるめと全体的に刺激は弱めである。また、アクセスや館内導線の分かりづらさや、料金とのバランスには注意が必要である。
温泉の泉質やサウナを主目的に訪れるというよりは、ドライブの途中に立ち寄り、静かな環境でゆったり過ごしたい場合や、ホテルの落ち着いた空間でリラックスしたい人に向いている。