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十津川温泉 ホテル昴 日帰りレビュー|浴槽種類が充実した源泉掛け流し温泉

十津川温泉 ホテル昴 日帰りレビュー|浴槽種類が充実した源泉掛け流し温泉

·2418 文字·5 分

奈良県十津川村にある十津川温泉(とつかわおんせん)の温泉宿『ホテル昴』を日帰り入浴した。

ホテル昴は、十津川温泉の中では比較的規模の大きな温泉施設であり、広い内湯や露天風呂、檜風呂、五右衛門風呂など、多彩な浴槽を備えている。温泉は循環なしの源泉掛け流しで、加温・加水も行っておらず、十津川温泉らしい質の良い湯を楽しめる施設であった。本記事では、実際に日帰り入浴した際の体験をもとに、アクセス方法、浴場と温泉の特徴、館内施設、日帰り入浴料などを紹介する。

十津川温泉全体の散策記事については、以下を参照のこと。

施設情報
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項目 内容
施設名 ホテル昴(温泉施設名: 温泉保養館 星の湯)
所在地 奈良県吉野郡十津川村平谷909-4
料金(日帰り入浴) 1,000円
泉質 ナトリウム炭酸水素塩泉
浴槽 内湯1つ、露天風呂、飲泉所
営業時間(日帰り入浴) 12:00~17:00
公式サイト https://www.hotel-subaru.jp/

浴場と温泉の特徴
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温泉入口

ホテル昴内にある温泉施設は、『温泉保養館 星の湯』という名称である。

浴槽の構成としては、広い内湯が1つあり、露天風呂のほか、1人でゆったりと浸かれる檜風呂や五右衛門風呂が備えられている。また、打たせ湯や寝湯など、浴槽の種類は多い。飲泉所も設けられており、身体の中から温泉を堪能できる。十津川温泉は小規模な温泉施設が多いため、浴槽の種類の多さを好む場合は、ホテル昴は良い選択肢となるだろう。

温泉は、十津川温泉の他の施設と同様に循環なしの源泉掛け流しである。さらに、加温・加水も行っておらず、非常に質の良い温泉体験ができる。

温泉分析表

泉質はナトリウム炭酸水素塩泉で、湯の色は無色透明である。星の湯は、2号泉・7号泉という源泉を混合して供給されている。pHは7.5で弱アルカリ性のため、肌に優しい泉質と言える。

日帰り入浴料は1,000円であり、十津川温泉の日帰り温泉施設である『庵の湯』や『憩の湯』の600円と比べると高めである。しかし、浴槽の充実度を考えれば、十分に満足できる内容だろう。

館内施設
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十津川警部シリーズ

ホテル昴の玄関を抜けると広々としたロビーが広がっており、そこには「十津川」つながりから、西村京太郎の『十津川警部シリーズ』の推理小説がずらりと展示されていた。こういう遊び心のある演出は面白い。ホテル昴に宿泊する場合は、ロビーでじっくりと推理小説を読むのも良いだろう。

館内施設も充実しており、温泉プールが設けられている。実際に、温泉プールを目的に来訪した日帰りの家族連れも多く見かけた。ホテル昴は十津川温泉の中では規模が大きい総合リゾート施設であり、野外ステージや野猿という名の人力ロープウェイといった、ちょっとしたアミューズメント施設も存在する。さらに、レストラン、大人数で宴会ができる大広間、売店なども備えられている。

十津川温泉は源泉掛け流し宣言を実施しており、温泉好きにとっては、どの施設を選んでも源泉掛け流しの温泉を楽しめる魅力がある。一方で、小規模な温泉宿が多い地域でもあるため、静かな温泉宿を好む人も多いだろう。しかし、家族連れや、温泉以外の館内施設も重視したい場合には、ホテル昴は有力な選択肢になるかもしれない。

十津川 飛香の等身大パネル

また、ロビーには温泉むすめのキャラクターである、十津川 飛香(とつかわ あすか)の等身大パネルが飾られていた。イラストは浴衣姿で、温泉地らしい情緒を感じさせる。

温泉むすめの祭壇

さらにパネルの横には、温泉むすめファンによって寄贈された、日本各地の温泉むすめグッズが飾られていた。俗にいう祭壇であり、ファン文化の広がりを感じられる展示となっている。

アクセス
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ホテル昴は十津川温泉の中心街から離れた場所にあり、自家用車でのアクセスがお勧めである。公共交通機関でも来訪は可能だが、本数が限られているため、利用する場合は事前に時刻を確認しておきたい。ホテル昴に宿泊する場合であれば、公共交通機関の利用でも問題ないだろう。

ただし、十津川温泉の中心街に宿泊し、ホテル昴にも立ち寄りたいという場合には、公共交通機関の時間帯に注意が必要である。ホテル昴に停車するバス路線は、奈良交通の八木新宮線のみである。

2026年7月時点の八木新宮線の時刻表を見ると、十津川温泉からホテル昴方面への便は13時以降の発着、ホテル昴から十津川温泉方面への便は12時以前の発着となっている。そのため、十津川温泉の中心街とホテル昴を同日にバスで往復することは不可能である。

便 新宮駅行 (十津川温泉 → ホテル昴) 大和八木駅行 (ホテル昴 → 十津川温泉)
1便 13:39 → 13:45 09:46 → 10:01
2便(土日祝) 15:39 → 15:45 12:18 → 12:33
2便(平日) 16:14 → 16:20 11:59 → 12:14
3便 18:14 → 18:20 ホテル昴停車無し

なお、十津川温泉の中心街である十津川バスセンターからホテル昴までは、徒歩で約30分程度である。時間的には徒歩での来訪も不可能ではないが、途中の道路には歩道がなく、車道も一車線で崖沿いを通る区間があるため、徒歩での移動はお勧めできない。

まとめ
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ホテル昴は、十津川温泉の中心街からは少し離れた場所にあるものの、浴槽の種類が多く、源泉掛け流しの温泉をじっくり楽しめる施設であった。広い内湯や露天風呂に加え、檜風呂や五右衛門風呂、打たせ湯、寝湯などが揃っており、十津川温泉の中では規模の大きな温泉施設という印象を受けた。館内も広々としており、十津川警部シリーズの展示や温泉むすめ関連の展示など、温泉以外にも楽しめる要素がある。

そのため、ホテル昴は、温泉の泉質だけでなく、浴槽の充実度や館内施設も重視したい人にお勧めできる。特に、家族連れや、温泉プールや売店、レストランなどを利用しながらゆっくり過ごしたい人には向いているだろう。一方で、十津川温泉らしい小規模で静かな温泉宿を求める人には、中心街の旅館の方が合う場合もある。温泉そのものの質を楽しみつつ、設備の充実した施設で快適に過ごしたい人にとって、ホテル昴は有力な選択肢になるだろう。

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