茨城県水戸市にある内原鉱泉(うちはらこうせん)湯泉荘(ゆせんそう)を訪れた。JR水戸駅から2駅隣の内原駅が最寄りで、駅前から徒歩10分も掛からない所にある。内原鉱泉は、田んぼに囲まれたのどかな地に、本格的な旅館建築の宿が建っている。温泉では無いものの、身体の芯から温まる良い鉱泉だった。その体験を記す。
なお、同じ茨城県にあるきぬの湯温泉も訪問しており、訪問記事はこちらから。
内原鉱泉 湯泉荘の施設概要 #

JR内原駅に降り立ち、内原鉱泉には歩いて向かった。徒歩で10分も掛からない距離にある。道の途中には、青々とした田んぼの中に、内原鉱泉の看板があった。

内原鉱泉に辿り着くと、品の良い日本家屋が出迎えてくれる。また、敷地内には庭園が広がっていた。古き良き日本の旅館建築である。

館内に足を踏み入れると、廊下には赤絨毯が敷き詰められており、その重厚な雰囲気に驚かされた。建物自体には刻んできた歴史を感じるが、隅々まで清潔に保たれており、心地よい緊張感がある。

今回は日帰りでの利用だったが、お湯は身体の芯から温まる熱めの設定であった。湯船に浸かっては外で涼み、また浸かる。その繰り返しが実に心地よく、確かな湯の力を肌で感じることができた。
総括:水戸で宿泊の機会があればお勧め #
価格帯は二食付きで12,000円程度と、ビジネスホテルと大差ない設定だ。しかし、この立派な庭園と静寂、そして歴史ある佇まいは、単なる宿泊以上の価値を提供してくれる。水戸駅から2駅という利便性は、出張サラリーマンや観光客にとって、もっと知られるべき隠れた選択肢だろう。
茨城県出身の私は、魅力度ランキング最下位常連という現実に対し、茨城県はアピールが苦手なのだという持論を持っている。そんな中、個人的に茨城県の魅力開拓の一環として訪れたのが、内原鉱泉の湯泉荘であった。
実際に足を運んで分かったのは、茨城の温泉宿が持つ静かな底力だ。アピール不足で埋もれているだけで、ここには確かな歴史とお湯がある。水戸エリアを訪れる人々に、ビジネスホテル代わりの内原鉱泉を勧めたい。そう強く確信した、意義ある開拓の一歩となった。