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四日市温泉 湯守座 レポート|お洒落な内装とトロすべの湯で朝風呂を体験した

四日市温泉 湯守座 レポート|お洒落な内装とトロすべの湯で朝風呂を体験した

·1818 文字·4 分

三重県四日市市にある『四日市温泉 おふろcafe 湯守座』(ゆもりざ)は、現代的なおふろcafeのスタイルと、古き良き演芸文化が融合したユニークな温泉施設である。私は今回、お得な朝風呂の時間帯に訪問したので、その体験を記す。

なお、同じ三重県の榊原温泉(さかきばらおんせん)・湯の山温泉(ゆのやまおんせん)・片岡温泉(かたおかおんせん)も訪問しており、訪問記事はこちらから。

施設情報
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項目 内容
施設名 四日市温泉 おふろcafe 湯守座
所在地 三重県四日市市生桑町311
泉質 弱アルカリ性単純泉
営業時間 5:00〜翌9:00(朝風呂は5:00〜9:00)
特徴 天然温泉、泥パック、大衆演劇
公式サイト https://ofurocafe-yumoriza.com

温泉と大浴場の特徴
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大浴場の暖簾

鮮やかな暖簾をくぐり、大浴場に一歩足を踏み入れて感じたのは、その独特な開放感である。多くの温泉施設は暖色系の落ち着いたライティングを採用しているが、ここは天窓から太陽光をふんだんに取り入れており、非常に明るい。

その作りはどこか昔ながらの銭湯を思わせるレトロな雰囲気がありつつも、現代的なセンスが融合したレトロモダンな空間となっている。

泉質は弱アルカリ性単純泉で、色は無色透明である。期待通りのトロすべ感がある本格派だ。1,300 mの地下から源泉をくみ上げているらしい。

浴場は内湯を中心とした構成で、電気風呂・炭酸風呂・源泉風呂・不感風呂など、様々な種類の浴槽があった。また、露天風呂もあり、露天風呂の入り口では泥パックが試せるように、風呂桶の中に泥パックが準備されていた。浴室の天井は比較的高く、天窓からの自然光と相まって、実際の広さ以上の開放感を感じさせる造りとなっている。特に以下の設備が印象的であった。

  • 不感風呂: 体温に近い設定の不感風呂は、長湯に最適である。訪問時はリラックマキイロイトリとコラボしており、うぐいす色の鮮やかな湯を楽しめた。
  • 源泉風呂: 不感風呂よりは温度が高い、ぬる湯の源泉風呂。私はここで一番長く過ごした。

朝風呂利用時の注意点
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朝風呂は休日でも700円と、料金が通常より安価に設定されており、コストパフォーマンスは非常に高い。また、朝の自然光が差し込む浴室は昼や夜とは異なる魅力があり、この施設の特徴を最も強く感じられる時間帯でもある。

ただし、朝風呂の利用にあたってはいくつか注意すべき点も見受けられた。

まず、受付時の案内が最小限であることだ。早朝という時間帯ゆえに常連客と思われたのか、浴場への具体的な案内や看板による誘導が少なく、初見では少し迷いやすい構造になっている。

また、9:00閉館というスケジュールは意外とせわしない。閉館直前になると自動精算機が非常に混雑するため、余裕を持って切り上げるのが賢明だろう。

館内施設と客層
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エントランス

玄関に一歩足を踏み入れると、まずはその鮮やかな飾りに目を奪われる。和傘や金魚の装飾に加え、「温泉」「泥パック」「縁日」といった文字がネオン調で描かれたバナーが並び、まるでお祭りのような演出で出迎えてくれる。

木組みの塔

さらに受付前へ進むと、吹き抜けにそびえ立つ巨大な木組みのタワーが目を引く。格子状の木組みには色鮮やかな和柄のパネルや植栽が配され、その傍らには真っ赤な鳥居まで鎮座している。

この現代的なお洒落さと「和の伝統」がミックスされたカオスな空間は、まさに湯守座ならではの光景だ。フォトスポットとしても非常に優秀で、入館してすぐに非日常の世界へと引き込まれる。

休憩所

館内はお洒落なカフェ風のインテリアで統一されており、客層は圧倒的に若者が多い印象だ。休憩スペースはデザイン性が高く非常にモダンだが、人気施設ゆえか全体的に少し手狭に感じた。空間のゆとりという点では、混雑時は少し窮屈かもしれない。また、館内ではメイトーコーヒーが売られており、銭湯文化へのリスペクトも感じた。

まとめ
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『四日市温泉 おふろcafe 湯守座』は、お洒落な空間とトロすべの温泉を同時に楽しめる贅沢なスポットである。

朝風呂の慌ただしさや館内のコンパクトさといった面はあるものの、天窓から差し込む朝日を浴びながら浸かる温泉は、銭湯のような懐かしさとリゾートのような高揚感を与えてくれる。次回は、名物の大衆演劇も併せて、もっと時間に余裕を持って訪れてみたい。

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