愛媛県松山市にある『道後温泉本館』を訪問した。
道後温泉を代表する歴史ある温泉施設であり、源泉掛け流しのアルカリ性単純温泉を楽しめる一方、混雑や消毒臭など気になる点もある。特に長期連休には長時間の待ち時間が発生することもあり、温泉そのものだけでなく、歴史や温泉街の雰囲気を含めて楽しみたい施設である。実際の入浴時の様子や混雑状況、温泉の特徴について詳しく紹介する。
道後温泉全体の散策記事については、以下記事を参照のこと。
施設情報 #
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | 道後温泉本館 |
| 所在地 | 愛媛県松山市湯之町5-6 |
| 料金 | 700円 |
| 泉質 | アルカリ性単純温泉 |
| 浴槽 | 内湯 |
| 営業時間 | 6:00~23:00 |
| 公式サイト | https://dogo.jp/onsen/honkan |
浴場と温泉の特徴 #

道後温泉本館では、神の湯に入浴した。泉質はアルカリ性単純温泉で、色は無色透明である。加温・加水無しの源泉掛け流しであった。道後温泉本館では、複数の源泉を混合して温度を調整しているとのことだが、いずれにしても源泉そのものを楽しめる温泉である。
一方で、少し残念に感じたのが消毒臭だった。来館者が非常に多いこともあってか、浴室では消毒の臭いをかなり強く感じた。同じ道後温泉の椿の湯も消毒されているが、本館ほど消毒臭は気にならなかった。道後温泉で純粋に温泉を楽しみたいのであれば、混雑する本館よりも椿の湯の方が利用しやすいと感じる。
私は二度道後温泉を訪れているが、長期連休に訪れた際には、5時間待ちと案内されて入浴を諦めたことがある。道後温泉本館は非常に人気が高いため、ゴールデンウィークなどの長期連休に訪れる場合は、かなりの待ち時間になる可能性があるので注意したい。
人気の割には、脱衣所も浴室もやや手狭に感じた。入浴客も多く、ゆっくり湯に浸かるというよりは、やや忙しない入浴になった覚えがある。
浴室は石をふんだんに使った意匠であるが、一部の壁はコンクリートである。木造の風情ある温泉を期待して訪れると、少し肩透かしを食らうかもしれない。
温泉好きであれば、人生で一度は道後温泉本館を訪れるのは良いと思う。ただ、純粋な温泉体験としては、景観や泉質の特徴を過度に期待すると、少し物足りなく感じる部分もあるだろう。
館内・周辺施設 #
道後温泉本館は、道後温泉街の中心に位置している。周辺には土産物店や飲食店などが並んでおり、温泉街を散策するだけでも楽しめる。
本館そのものを目的に訪れるというより、道後温泉街を歩きながら、歴史ある本館で入浴するという楽しみ方が向いているように思う。
まとめ #
道後温泉本館は、歴史ある建物と道後温泉街の賑わいを味わえる温泉である。一方で、浴室や脱衣所はやや手狭で、混雑時にはゆっくり入浴しにくく、消毒臭も強めに感じた。無色透明のアルカリ性単純温泉で、泉質にも強い個性はないため、温泉そのものを重視すると物足りないかもしれない。
それでも、道後温泉を訪れたのであれば、一度は入浴しておきたい温泉である。歴史ある温泉地や温泉街の雰囲気を楽しみたい人にはおすすめである。一方、静かに温泉を楽しみたい人や泉質の個性を重視する人は、周辺の温泉施設も検討するとよいだろう。